「模型の世界首都・静岡」

【静岡市と模型について】

静岡はプラモデルの聖地として模型ファンに愛され続けています。
特に静岡市には模型メーカーが集積していることから「模型の世界首都・静岡」として国内外へその魅力を発信しています。

【静岡市と模型の歴史】

豊富な森林資源を持つ静岡市は、かつてから木工業が盛んでした。プラモデルの歴史は、木製模型の時代まで遡ります。
・静岡市初の飛行機乗りとなった青嶋次郎氏は、1924年に青島飛行機研究所(現青島文化教材社の前進)を設立します。
・1932年~木製模型飛行機の製造販売を開始、これが木製模型の原点、そして「模型の世界首都・静岡」の第一歩となりました。
・1950年代後半から、外国産のプラモデルが輸入され始めると、木製模型は徐々にその勢いに押され、模型の主流が、木製からプラスチックへ転換し始めました。木材からプラスチックに素材が変わることは、製造工程に大きな影響を及ぼすことになります。
金型製作、プラスチック樹脂の取扱いなど、資金やも人材も知識も新たに必要になりました。
そんな激動の時代を、情熱・知識・努力の全てをかけて乗り切り、現在のプラスチックモデルメーカーが誕生しました。
だからこそ、世界中から愛される商品を市場に供給し続けることができるのです。